札幌とは
北海道唯一の政令指定都市である札幌は、石狩平野の南西部にあって、豊かな自然に囲まれています。じめじめした梅雨がないので、夏はさわやかで過ごしやすい気候です。平均気温は8度くらいで北海道としては暖かいほうですが、冬は気温が0度を下回り、多いときには1メートルを超える積雪があります。200万人近い人々が暮らしている大都会ですが、最近では周辺地域から札幌に業務を移転する会社などが増え、さらなる人口の増加が見込まれます。地名は、アイヌ語の「サリ(その葦原が)・ポロ(広大な)・ペッ(川)」、あるいは「サッ(乾いた)・ポロ(大きな)・ペッ(川)」から付けられたという説があります。札幌を本拠地にしている野球チームは「北海道日本ハムファイターズ」、サッカーチームは「コンサドーレ札幌」です。この「コンサドーレ」は一般公募で決まった名前で、道産子を逆さに読んで「コンサド」、オーレ(選手への激励の掛け声)の下2文字、これらを合成した造語だそうです。地元への愛情が感じられる名前ですね。 札幌では、冬の大通公園で行われる雪まつりのように、国内だけでなく海外からの観光客にも人気のビッグイベントから小規模なライブコンサートまで、1年を通じて様々なイベントが開催されています。夏には大通公園がビアガーデン会場になって、涼を求める人々であふれ返り、野外コンサートには大勢が詰めかけます。観光名所もたくさんあります。北海道開拓の足跡を辿って有名な観光地を巡ったり、自然歩道(登山道)を歩いて森林浴をしたりするのも楽しいですね。北日本最大の歓楽街「すすきの」に行けば、おいしいものがたくさんあります。大通公園に近い狸小路では木彫りのヒグマなどアイヌ工芸品が売られていますし、狸神社にお参りしておけば何か御利益がありそうです。 語り尽くせないほど多種多様な魅力を持つ観光都市「札幌」ですが、実際に住んでみたらどうでしょうか。夏は短く冬は長い、雪かき必須、暖房費が半端じゃない、寝る前に水道管の元栓を閉めて中の水を出しておかないと凍結してしまう、道路が凍り付いて渋滞する、交通機関はダイヤの乱れで当てにならない、と不便なことばかりが並びます。やはり札幌の冬は多くの困難を抱えているようです。それにも関わらず、実際に住んでいる人の多くが『札幌は住みやすいし、ずっと住み続けたい』と思っているのも事実です。
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